人を魅了させる弾き方を手に入れるⅠ
こんにちは!ほしです。
前回までしばらく
バンドを組むことに焦点を置いて
ご説明しました。
今回はまた、技術的な面について
説明をしたいと思います。
魅せる弾き方を手に入れる
プロのベーシストやあなたの周りの
上手いベーシストが演奏してる所を
誰でもいいので1人
思い浮かべてみてください。
演奏が上手い人は
ただ弾いているだけではありませんよね?
いろいろな動きをしていると思います。
ただ棒立ちで弾くよりも、
リズムに乗っている感じがしたり、
楽しく弾いているように見えると思います。
また、そういう動きがある人というのは
同じように弾いていても
演奏が上手く見えたり聴こえたりした経験が
あるのではないでしょうか?
今回はそんな演奏スタイルを
あなたにも手に入れて、ワンランク上の
演奏スタイルをゲットしましょう!
そのためのポイントは、
①表情をつくる
②動きをつくる
の2つです。
今回はまず、表情について
説明をしたいと思います。
①表情をつくる
もしかしたら今あなたは、
「技術の話をするって言ったのに
何で表情の話なんだろうか」と
思っているかもしれません。
ですが、見ている人を魅了するには
表情は非常に大切なものです。
なかなか無意識にできる人というのは
少ないので、これも技術の1つだと
考えています。
まずは笑顔。
何事もそうかとは思いますが、
笑顔が多い人、常にニコニコしている人は
話しかけやすかったり、
楽しそうにしているように見えますよね?
そういった表情というのは演奏の時にも
そのままの印象を見ている人に与えます。
では、その他の表情ではどうでしょうか?
あなたが弾いているときに
つい、なってしまう表情は、
「真剣そのもの」という
真面目な表情ではないでしょうか?
真面目な表情はダメなのか、というと
決してそんなことはありません!
あなたが本気で、頑張って弾いている
証ですのでこれも使える、
武器にすべき表情です。
あとは、意外に思われるかもしれませんが
この表情を少しだけ加えると
非常に深みが出る、というか
味が出る表情があります。
それは、眉間にシワが寄るような
険しい顔です。
常にこんな顔をしてたら
魅了とは真逆の方向に行ってしまいますが、
一瞬だけ、こういった表情を入れると
いい意味で見ている人の
目を引くポイントになるのです。
料理で入れるスパイスような役割、
と言ったら分かりやすいでしょうか?
ギャップ萌えなんて言葉もありますし、
真逆なものを少しだけ取り入れると
良い効果を引き出してくます。
では、具体的にはこの表情を
どこで取り入れるのがいいでしょうか。
それは、ソロパートや曲の間奏など
ベースの動きが一段と激しくなる部分です。
ベースが大きく動くところは、
曲全体でいうと音のうねりがでたり、
難しいことをしたりと
普段は影に隠れがちなベースが
前面に出るポイントです。
曲の中で特に注目を集める場所だからこそ、
普段は楽しく、でも真剣に弾いている人から
一瞬だけ出てくる険しい顔、というのは
見ている人に強い印象を与えるのです。
では最後に、決して出してはいけない
表情についてもお話ししますね。
それは、気の抜けたような
ぼーっとした表情です。
こんな表情するわけないでしょ!
って思いますよね?
でも、たまにこんな表情している人が
実際にいるんですよね。
それは、曲中にベースを弾かない、
休みになった瞬間です。
つい、気が抜けてしまう気持ちは
よく分かるのですが気を付けましょう!
自分の表情については
あまり気にすることはないと思います。
これを機会にぜひ、一度振り返ってみましょう。
表情の比率はだいたい
笑顔6:真剣3:険しい1
を目安にするといいと思います。
イメージとしては、
笑顔→曲の歌詞がある部分
真剣→間奏や曲中の少し難しい部分や
リズムを揃えるなど他の楽器と
連携を取るところなど
険しい→曲中で1番難しいところ
と考えてもらえればいいと思います。
もちろん、曲によって構成は様々なので
自分で調整をしてみてください。
では、この表情の使い分けを
早速やってみましょう。
スマホのインカメラや鏡で
自分の表情を確認すると
分かりやすいですね。
笑顔を作るときは目元から笑うと
自然な笑顔になりますよ!
口角だけを上げようとすると
「目が笑ってない」と言われるような
不自然な表情になりがちなので注意です!
もし余裕があれば、曲を弾きながらも
やってみてください!
では、次回は
動きについてご説明します!