いろいろな曲を弾きこなすポイント② ルート音を覚えよう!

こんにちは!ほしです。

 

今回も前回に引き続き、

いろいろな曲を弾きこなしていくための

コツをご紹介していきます。

 

 

前回はリズムについて説明しましたが

いかがでしたか?

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まずは縦を合わせることを意識できれば

良いと思います。

 

 

ピッキングのパターンは色々なものがありますが

縦が身体に染みついていると

新たなパターンが出てきても

比較的楽にマスターできるはずです。

 

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そして、メトロノームを使った練習は

今後の曲の練習でもきっと役に立つので

ぜひそのまま続けて下さいね!

 

 

さて、今回は曲を弾く上で

「どこを押さえたら

どの音がでるか」

についてご説明します。

 

 

これはもうあなたも分かると思いますが、

これが分からないと曲を弾く上で

「どこを押さえたらいいか分からない」

ということになりますよね。

 

 

正しいフレットを押さえないと

曲として成立しません。

1つでもフレットがずれると

他人と合わせた時に

不協和音となってしまします。

 

 

僕の経験で言うと、

全然違うフレットを押さえてしまった時より

1つ違いなどの惜しい間違いの方が

間違えた時に目立ちます

 

 

間違えずに出したい音が出せるようになると

コードが書いてある楽譜があれば

すぐにでも弾けるようになります!

 

 

また、経験を積んでいくと、

即興で曲に合わせて弾くことが

できるようになるなど、

ベースを弾いていく上では欠かせない

知識です。

 

 

じゃあ、

どこ押さえたらどの音が出るの?

というあなたの為に、

こんな画像を用意しました。

 

 

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画像の解説をしますね。

 

この画像は0(開放)~7フレットまで

どこを押さえたらどの音が出るか

を示しています。

 

ちなみに開放とは弦をどこも押さえずに

弾くことです。

チューニングをする時と同じですね。

 

 

楽譜に書いてあるコードと

同じコードの場所を押さえることで

曲が成立します。

 

 

コードというのは、

複数の音で成り立っているのですが

ここに書かれているコードの場所というのは

その音の基幹となる音の場所です。

 

 

例えば「C」というコードであれば

構成される音は

ド・ミ・ソ

という3つの音です。

 

 

その中の基幹の音というのは

ドの音です。

そのため、ドの音が出る場所を押さえます。

 

 

少し詳しく説明をしましたが、

ここまでは最初にやった曇天と

同じことですよね。

もしも忘れてしまっていたら、

こちらからもう一回確認しましょう!

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今回はもっと

ステップアップしようと思います。

 

 

・テンションコードは無視!

前回の曇天の時は便宜上「Dm」の「m」など

ルート音以外のテンションコードと

呼ばれるものも書いていました。

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しかし、ルート音で弾く場合には

これは無視してOKです。

 

 

テンションコードを使うのは

色んな音を弾くようになる中級者以上の

技術だと僕は考えているので

今の段階では考えずに弾きましょう!

 

・押さえる場所によって

大きく印象が変わる!

 

また、前回は「こことここを押さえる!」みたいに

こちらで指定をしてしまいました。

 

 

ですが、画像をもう一度見て下さい。

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実は同じコードの音ってあちこちにあるんです!

 

 

例えば、曇天で一番最初に押さえた

「D」というコードは

以前指定した3弦の5フレット以外にも

2弦の開放、

1弦の7フレットと

Dだけで3カ所もあります。

 

 

場所が違うと何が違うの?と

疑問に思いますよね。

 

 

答えは、場所が違うと音の高さが

変わることがあります。

 

 

「ことがあります」と書いたのは

変わらない場合もあるからです。

 

 

具体例を紹介しますね。

 

例として4弦の5フレットの音の

「A」で説明します。

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Aの音が出るのは、

4弦5フレット、

3弦の開放、

2弦の7フレット、

1弦の2フレットです。

 

この時、4弦の5フレットと

3弦の開放は同じ高さの音です。

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次に、4弦の5フレットと

2弦の7フレット。

 

こちらでは2弦7フレットの方が

4弦5フレットより1オクターブ

高いAの音が出ます。

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言葉でまとめると、

・弦が1本上がって(4弦→3弦など)、

フレッドがロー(1フレット)寄りに

5フレット移動すると同じ音が出る。

 

・弦が2本上がって

フレットがハイ(ボディ)寄りに

2フレット移動するとオクターブ上の音が出る。

 

 

ということになるかと思います。

 

 

弾く場所を変えると、オクターブの上下で

印象がだいぶ変わります

 

例としては曲の1番、2番をオクターブ下で弾き、

間奏後などの大サビ、ラストサビなどで

オクターブ上で弾くと曲の盛り上がりなど

雰囲気が出やすくなります。

 

 

また、押さえる場所が変わると

見ている人の印象もかなり変わります。

ずっと同じ場所で弾いてるのもいいのですが、

場所を変えることで左手に動きが出て

何となく上手く見えます(笑)

 

 

場所を覚えるのは

少し難しいかもしれませんが、

実際にベースを持って音を出してみると

分かりやすいと思います。

 

 

僕も覚えるのに苦労しました。

色々試しましたが、

最終的に僕の覚え方としては、

「このフレットはこの曲のここで使ったもの」

というような感じで

色んな曲と関連付けて覚える

何となく覚えやすかったです。

 

 

あなたも自分なりの覚え方を

見つけてくださいね。

 

 

では、今日も15分頑張りましょう!

今日はフレットの場所確認と

位置を覚えましょう!

 

 

すぐにベースに触れない人は

画像の保存をして後ですぐに

確認できるようにしておきましょう。

保存する画像はこれですよ!

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ではまた次回!

いろんな曲を弾きこなすポイント① 右手でリズムを生み出せ!

こんにちは。ほしです。

 

前回までの記事で

右手、左手の細かいポイントを

覚えて頂きました。

 

 

なかなか大変だったと思います。

お疲れ様でした。

 

 

最初に比べたら少しでも

左手がスムーズに動くようになったところで

今回は、ベースの重要な要素の1つである

リズムを生み出せるようになりましょう。

 

 

ベースを始めたばかりの人から

よく言われることとして、

 

「リズムを生み出すのは

ドラムの役割でしょ?」

とよく言われます。

 

確かにその通りです!

 

ですが、バンド演奏においてベースは

ドラムの作るリズムと

ギターやボーカル、キーボードどが作る

メロディーや和音をうまくくっつける

接着剤のような役割があるのです。

 

 

つまり、メロディーやコードなどで

ギターやボーカルにもなじむように。

 

その一方でドラムにもうまく

なじむように弾く必要がある、

ということが言えます。

 

 

このように説明するとなんだか

複雑に感じるかもしれません。

 

 

ですが、一番最初に弾いてもらった

「曇天」を例にするならば、

あなたの弾くベースの音は

ギターやボーカルになじむようには

すでに弾けています。

 

 

だって、指板を移動して

音が合うように弾けましたよね?

この画像を使ってやった

あれですよ!覚えてますよね?

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それでOKなんです!

 

 

あとは、ドラムに合わせるように

弾けるようになるだけです!

 

 

 では、それをできるようにするために

以下のことをやっていきましょう。

 

 

すぐにできる練習法

 

スマホのアプリを使った今すぐできる

練習法をご紹介します。

 

アプリのストアで

メトロノーム」や

メトロノーム 無料」

などで検索してみましょう。

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今回の練習は無料のアプリで十分です。

 

 

メトロノームのアプリであれば

どのアプリでも基本的には問題ありませんので

自分で使いやすそうなものを

選んでくださいね。

 

 

ちなみに僕はこのアプリを使用しています。

 

iPhoneiPadだとこの画面。

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Android端末ではこちら。

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インストールしたら早速練習です!

 

今回は上記のアプリを例に

ご紹介します。

 

 

アプリを立ち上げたらこの画面になるので

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テンポを設定します。

 

 

テンポの調節は丸で囲んだここ!

四角で囲んだ部分でも調整できます。

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まずはテンポを90に設定しましょう。

設定したら緑の中の横向き三角を押すと

メトロノームがスタートします。

 

 

1度目はピッという高い音、

そのあとに3回コツコツコツと打楽器のような音が

流れます。

それをずっと繰り返していくのが分かると思います。

 

 

まずはメトロノームの音と同時に

ピッキングをしていきます。

 

メトロノーム

ピッ コツ コツ コツ

という音と同じタイミングで

 

ベースの弦を

ボン ボン ボン ボン

ピッキングしていきましょう。

 

 

 

安定してきたらステップアップ!

音の数を増やします。

 

ボン ボン ボン ボンの間に

1回ずつ音を追加していきます。

 

ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ と

メトロノームが4回音がなる間に

8回ピッキングをしていく形ですね。

 

 

ここまでできたらテンポアップ!

目安として30ずつテンポを上げていきます。

 

まずは120、次に150と上記の2つの練習をしていきます。

 

最終的には180まで上げられると

大抵の曲のテンポには

ついていけるようになると思います。

 

 

 

この練習によってリズムの連携が

とれるようになり、他人と合わせた時に

音の一体感が出やすくなります

(縦が揃うと言います)。

 

 

また、一定のリズムを維持できるというのは

演奏をしていく上でも非常に重要です。

 

曲の途中でテンポが早くなったり

遅くなったりしては聞く側も聞きづらいし

一緒に演奏する人も合わせるのが大変です。

 

 

どんなに技術を持っていても、

他人と合わせられなければ

宝の持ち腐れになっていまします。

 

 

今のうちにぜひ習得しましょう!

 

 

では今日も早速15分練習スタート!

今すぐ出来ない人は、メトロノームのアプリの

ダウンロードだけしておくと

スムーズですよ!

 

 

それではまた次回!

ピックで弾く?指で弾く? ピッキングの選び方

どうも!ほしです。

 

 

前回の左手の練習、いかがでしたか?

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正直、難しかったという人が多いと思います。

 

 

ベースを弾く初心者は

誰もが苦労をするポイントだと思います。

 

 

実際、僕自身も非常に苦労したところです。

 

こればかりは残念ながら特効薬というか

「これをやれば確実にできる!」

というようなものはありません。

 

 

短時間でいいので、

前回の記事にも書いたように

初めはゆっくり確実に音を鳴らす。

慣れてきたら徐々に速くする。

 

これをしっかりやっていきましょう。

 

 

正直、僕は左手の動きが苦手です。

今でも苦労しているところの1つです。

 

例えば、新たな曲を覚えるとき。

曲によっては未だに左手の動きが

曲のテンポについていけず

悩まされることがあります。

 

そういった時はやはりテンポを落として

練習をして徐々にスピードを上げています。

 

 

でも、理想はやはりどんな曲でも

サラッと弾きこなせることですよね。

 

まだまだ僕も上達していかなければと

改めて思います。

 

 

さて、今日は僕も以前は迷ったこちら。

 

ピックで弾く?指で弾く?

というこの話題。

 

 

ベースを始めた人に聞かれる

質問の中でも上位に来るくらい

多くの人から質問されます。

 

 

ベースを弾く時には

ギター等と同じようにピックを使って弾く方法と

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指で弾く方法

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の2通りがあります。

 

ここまでは特に指定はせず、

好きな方でどうぞ!と

お話しをしてきました。

 

 

しかし、ずっとそれでは

困ってしまいます!

 

 

と、言うのも

それぞれの弾き方に

やはり向き不向きがあります。

 

楽器をやったことが無い人からは

分かりづらいところではあるのですが、

ベースの弾き方ひとつで曲の雰囲気って

大いに変わってしまうんですね。

 

ですので、曲を支える屋台骨である

ベースが雰囲気を壊して

曲が成立しないということにも

なりかねません!

 

 

ここで機会を設けて説明を

しようと思います。

 

 

それぞれの弾き方の特徴は

主にこんなところだと思います。

 

ピック弾き

・音の輪郭がはっきり

(シャープな音)になる

・速いテンポを一定の

音量で弾くことに向いている

・ロックやメタル等に

好まれる傾向

 

指弾き

・丸っこい(柔らかい)音になる

・音の強弱がつけやすく

音の表現がしやすい

・ポップス・ジャズ等に

好まれる傾向

 

 

簡単にこんなところでしょうか。

 

 

一番簡単なのは、

自分がどのジャンルをやるのか

によって選ぶことではないかと

思います。

  

 

それぞれのジャンルの中で

ピック弾きが向く曲かな、

指弾きが向く曲かなという判断は

どうしたらいいでしょうか。

 

 

僕は、その曲を弾いているアーティストが

どちらで弾いているか、というのが

1つ目安になるかと思います。

 

 

まずは、どっちで弾くかを

決めてしまいましょう。

 

 

どちらかを決めたら、

早速前回の記事の練習を

やってみましょう!

 

 

どちらか決まった方で今後も

練習を進めてもらうといいと思います。

 

 

ですが、ある程度どちらもできると

やはり何かと便利です。

 

 

というのも曲によって

ピック弾き、指弾きを

選ぶ場合があるからです。

 

 

たまにでメイン以外の

弾き方を遊び程度でいいので

練習してみることをおすすめします!

 

 

 

ここからは余談ですが、

僕は指で弾くことがメインです。

 

ですが、僕には目指す理想があります。

 

 

それは、

曲の中で必要に応じて

ピックと指を使い分けることです。

 

 

こちらの動画を見て下さい。


バンドで進撃の巨人OP『紅蓮の弓矢&自由の翼』を演奏してみた。(流田Project)

 

流田Projectというバンドの動画です。

 

 

見た目はちょっとあれですが笑、

僕が今まで生で見たバンドの中でも

ずば抜けて演奏力が高いバンドです。

 

ちなみにこの動画、10分くらいありますが

編集一切なしの生演奏一発撮りです。

それだけで演奏の上手さは分かりますよね。

 

流田Projectは約10年に渡り

アニソンのカバーの

動画を中心にYoutube等に

動画をアップしているので見たことがある人も

いるかもしれません。

 

 

このバンドのベーシスト、

桃山竜二さんに注目して

動画を見てみて下さい。

 

 

曲の最初は指で弾いてるのに、

気が付いたらピック弾きになり、

また指弾きに戻り、みたいなことを

ずっとやっているんですね。

 

 

曲のシーンに合わせて細かく

切り替えができるって素晴らしい!

と思い、ずっと練習しています。

 

 

一度、桃山さんご本人に

どうやっているのかを

質問したことがあります。

 

 

そこで教えて頂いたのはこれ。

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ピックを使わない時は

この写真のように

手の中に隠し持っておいて、

必要に応じて出し入れをする

ということでした。

 

 

サラッとやっているので

簡単そうに見えますが

特に指→ピックへ切り替えるのが

非常に難しいです。

 

 

これができると表現の幅が広がるので

できるようになりたいなとずっと

思っています。

 

 

流田Projectは毎月のように

精力的にライブを行っているバンドです。

 

プレイヤー目線からでも学ぶことが

多いバンドです。

気になったら一度生で見てみることを

おすすめします。

 

 

最後は流田Projectのおすすめ

のようになってしまいました(笑)

 

今日はここまでです。

また次回の記事でお会いしましょう!

スムーズな演奏のために 左手を動かすコツ

 こんにちは!ほしです。

 

先日、ライブで共演した

他のバンドの方と話す機会がありました。

 

 

テーマは「自分の好きなアーティスト」。

一般的にカリスマと呼ばれるような人から

知名度は高くなくてもに上手い人、

プレイスタイルが好きな人等、

いろんなアーティストの話を聞くことができました。

 

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僕も自分の好きなアーティストについて

なぜ好きなのか、

どの曲が好きなのか、

他のアーティストと何が違うのか等、

改めて考えるいいきっかけになりました。

 

 

そして、自分の演奏も

その人の影響を強く受けていることに

気づかされました。

 

 

あなたの場合はどうでしょう?

今は初心者でも、今後どのようになりたいかを

早いうちからイメージしておくと

なりたい自分に近づくための近道が

見つかるかもしれませんよ。

 

 

さて、今回も理想に近づくために

一歩進みましょう!

 

 

今回は誰もが苦労するであろう、

左手の動きについてです。

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僕もそうでしたが、

最初のうちは思うように

左指って動かないですよね。

 

 

これがスムーズにできないと、

・音がちゃんと鳴らない

・フレットを移動するときに音が途切れる

・フレットの移動がもたつく

など、演奏をするときには

致命的とも言える欠点になってしまいます。

 

 

どうしても最初はこうなってしまうのは

仕方がない面もありますが、

これは練習次第でスムーズに

動かせるようになります!

 

 

では、どんな練習をするのかというと、

僕がおすすめしたい練習法はこちら!

 

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写真だけ見せられると

全く意味がわからないですよね(笑)

 

 

1フレット~4フレットを順番に

押さえて弾く練習法です。

 

 

まずは4弦からスタートします。

 

1フレット→人差し指

2フレット→中指

3フレット→薬指

4フレット→小指

 

これが出来たら次は

3弦に移って同じように弾く。

 

その次は2弦、1弦と同じように弾いていきます。

 

1弦の小指まで終わったら

逆順に弾いていきます。

今度は1弦4フレットから始めて

1弦1フレットへ

 

終わったら2弦、3弦、4弦と進めて

スタートと同じ4弦1フレットで終わる。

 

階段を上って降りるようなイメージでしょうか。

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この練習の時に

気を付けてもらいたいポイントが

1つあります。

 

 

それは左ひじの動きです。

 

指先の動きにひじは

関係なく思えるかもしれません。

 

 

しかし、ひじが動かないと

小指まで使うのは不可能と言っても

過言ではないと思います。

 

言い方を変えると、

人間の身体の構造上の問題とも

言えると思います。

 

 

小指は他の指より短いので

それを補うためには

腕を身体の内側にひねるような

動きが必要になります。

 

 

その時にはどうしても

腕全体を内側にひねる、

ひじを身体に近づけるような

動きになります。

 

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ひじを身体に近づけた結果は

写真のように腕とネックとの

隙間が狭くなります。

 

 

逆に、人差し指や中指で弾くときは

ひじは外を向いていて良いので

このようにネックとの隙間は広くなります。

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あとは、ひじを動かして弾けると

上手い人に見えます(笑)

 

左腕にも動きが出るので

複雑なことをやっているような

印象を受けるからだと思います。

 

 

 

最初のうちはゆっくり確実に。

できるようになってきたら

徐々にスピードを上げてやってみましょう!

 

 

そして、他のフレットでもやってみてください。

いろんな位置でやることで

感覚も磨かれていきます。

 

 

 

こういう基礎的な練習って正直つまらないです。

でも、そんなときにこそ

効果を発揮するのが

僕がいつも言っている15分1本勝負!

です。

 

パッと集中して終わりましょう。

 

内容を理解したら今すぐトライですよ!

 

 

ではまた次回。

 

撮って確認!あとで振り返り!練習の履歴を残す

こんにちは。ほしです。

 

前回まででベースを弾く上での

基礎が出来上がりました。

 

自己流で弾いていると

変な癖がついてしまったり

あとで非常に苦労することに

なってしまいます。

 

 

実際、僕は左手親指を上に出す、

悪い例として紹介した

握り込むような形で

1年以上弾いていました。

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その結果、正しい位置で

弾けるように直すことに

半年くらいかかり、余計な

労力を使いました。

 

 

これがなければ

「もっと違う所に

時間をかけられたのに…」とか、

 

悪い癖の方が弾きやすいから

「正しい方で弾くことが

むしろ辛い…」とか

マイナスなことばかり考えてしまい、

一時成長が止まったようにも感じます。

 

 

皆さんには同じ道を辿ってほしく

ありませんので、今のうちに

しっかり身につけてくださいね!

 

 

さて、今回は

練習の記録を残すことについて

お話しします。

 

 

一言で記録、といっても

いろいろありますよね。

 

・日記のようにノートに書く、

スマホのメモなど走り書き程度に残す、

・写真や動画を撮る

 

などなど、方法は人によって沢山の方法があると思います。

 

その中でも、僕は特に

動画を撮ることをおすすめします。

 

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なぜ、動画を撮ることを勧めるのか、というと

これは短期的、長期的の2つの理由

があるのですが、

どちらも僕の実体験からです。

 

まず、短期的な理由としては、

その場で見直して確認ができる

ということ。

 

自分で弾いていると若干違和感があっても

まあいいか、と終わらせてしまったり、

自分では間違いやミスに気付かず

そのままになってしまうことがあります。

 

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これを動画を撮っておくと、

客観的に自分の演奏が見られるので

他人の演奏を見ているような感覚で

確認をすることができます。

 

また、自分の演奏がが他人から

どう見えているかも分かるので、

演奏以外でもライブのステージングの

練習など後々役に立つことが

あると思います。

 

 

もう一つの長期的な理由は、

自分の上達具合が分かる

ということです。

 

ベースを始めた最初のうちは

できることがどんどん増えるので

上達したことが自分でも

よく分かります。

 

 

しかし、ある一定の所までくると、

上達を肌で感じることが

難しくなってくるんです。

 

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僕の経験で言えば、

「同じ曲をずっと練習する」とか

「同じ奏法(スラップなど)をひたすら練習する」とか。

 

 

 

僕のメソッドの中ではおすすめはしてませんが、

バンドでスタジオに入る前やライブの前など、

必要に迫られてしっかり弾きこむことが

今後どうしても出てきてしまうと思います。

 

 

そんな時に過去の自分の記録を見返すことで、

自分ではあまり変わっていないつもりでも

全然違う演奏をしていたり、

音が違ったり、動きが違ったりなど

様々な発見ができることがあります。

 

それをみて、

「自分はこれだけ上達したんだ」

と思うと今後の練習意欲が湧いたり、

自分自身に感動したりするなど

達成感や満足感を得ることができます。

 

なかなか達成感が感じられない練習を

している時は特に、このような記録が

勇気になり、僕も何度も助けられました。

 

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また、副次的な効果として、

久しぶりに昔やってたことを

思い出しながらやる時に

参考になったりとか、

良いベースラインが思いついた時に

メモ代わりになったりとか、

沢山の使い方ができます。

 

撮るにあたって、特別な機材は必要なくて、

今手元にあるスマホ

ケータイでOK!

 

最近のケータイはカメラの性能もいいので

ありがたい限りです。

 

今日の練習から早速試してみてください!

 

 

では、今日も15分1本勝負!

頑張りましょう!!

 

また次回!

初心者が「絶対に気を付けるべき」ベース演奏の3つのポイント③ 左手編

こんにちは!ほしです。

 

前回までの2回で、

演奏する上において

絶対に気を付けるべきポイント

ご紹介しました。

 

 

今回はその最終回です。

フォームが整い、

ピッキングが上手くなったら

あとは音程をコントロールする左手

ですね。

 

 

ここまでできれば

大抵の曲は対処できるように

なってしまいます!

 

 

こないだまでベースが

全く弾けなかった人が

大抵の曲が弾ける状態なる、

これってすごいことだと

思いませんか?

 

 

ポイントの全3回のうち

2回までできるようになったあなたは

もうそれに王手をかけています

 

 

さて、では今回のポイントを

ご紹介していきます。

 

 

この写真を見て、

演奏中の状態としては

悪いポイントがあります。?

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わかりましたか?

 

では、逆に良い例もお見せしますね。

 

それがこちら。

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どうでしょうか?

 

1枚目より、2枚目の写真の方が

ゆったりと押さえられている

ようにみえませんか?

 

 

このように見えるポイントは

親指の位置です。

 

1枚目の写真のように

握りこむように持つというのは

初心者がやりがちなことです。

 

 

ですが、正しい位置は

ネックの裏です!

 

中心よりも若干下(1弦側)

親指が来るのが理想ですね。

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その理由を説明しますね。

 

それは、握るような持ち方では

指の動きが格段に落ちて

しまうからなんです。

 

 

 

別の角度からの写真も見てみましょう。

 

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親指を上にして

握るように持つとこのような

形になると思います。

 

 

指の動きが悪くなる理由としては、

指とネックの間の空間の狭さ

です。

 

 

何を差しているかというと

この下の写真の〇の空間のことです。

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この状態だと

ネックの上で

親指が固定されている上に

狭い空間でしか指が動かない

のです。

 

 

可動域そのものが

非常に狭くなってしまうため、

不適切な形だと言えます。

 

 

では、良い例もお見せしますね。

それがこちらです。

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〇をつけるまでもなく

明らかに空間が広く

とれていますよね。

 

 

それだけ指の動きが良くなるので

次のフレットへの指の移動が

になります。

 

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また、この持ち方をすると、

弦を押さえた時はこのような形になります。

 

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指先で摘まんでいる

ような形ですよね。

 

 

この持ち方ができると

力が入りやすくなり、

音の安定にもつながります。

 

まさに一石二鳥ですね♪

 

 

これができると、

今後多くの人がやってみたいと

思ったことがあるであろう速弾き

が出来ない人と比べ

非常にやりやすくなります。

 

 

また、ベースの場合は

今回のポイントができないと

遠くのフレットへ移動することも

多くあるので

スムーズな演奏が難しくなります。

 

 

 

全3回でお届けした演奏時のポイント

理解できましたか?

 

できることでのメリット、

できないことでのデメリット

沢山ありますので

この3つは必ずマスターしてくださいね。

 

 

それでは早速

今日も15分だけ練習頑張りましょう!

 

 

 

今まで出来ていなかった人は特に

すぐ弾きやすさを実感できますよ♪

 

 

すでに出来ている人は次へ進みましょう!

 

ではまた次回!

初心者が「絶対に気を付けるべき」ベース演奏の3つのポイント② 右手編

こんにちは!ほしです。

 

 

昨日の記事でフォームについて書きました。

まだ見ていない方は必ずチェックしてくださいね!

 

bass15minutes.hatenadiary.jp

 

 

野球選手がバットを、

テニス選手がラケットを

何千回も素振りをしますよね。

 

 

ベースもそれと同じです。

前回の記事でも書きましたが、

基本のフォームを知ってると

知らないでは全然違ってきます

 

 

そして何よりも、

何も知らずに弾いた時と

比べて違いが実感できるはず。

 

これが

いきなり曲を

弾いてもらった理由

の一つでもあります。

 

 

素振りをするように、

ベースの基礎も

身に着けて行ってくださいね!

(知人でいたけど、ベースをバットみたく素振りしないでね。)

 

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では、今日もその違いを実感してもらうべく

ピッキングをする右手について

書いていきますね。

 

 

 

指弾き(フィンガーピッキング)の場合

 

親指はピックアップに乗せて固定します。

 

人差し指、中指は指の長さが違うので

手の甲を少し傾けて

指先が弦の上で揃うように構えます。

 

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この状態で人差し指、中指で

交互に弦を弾くことで音を出します。

 

 

 

ピック弾きの場合

 

まずは腕の一部を

ベースにくっつけます

これにより指弾きの時の親指と

同じようにピッキングの固定ができます。

 

そして、持ったピックは

弦と平行に当たるようにします。

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ちなみに、ピックの持ち方

このように持ちます。

 

上から見ると…

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下から見ると…

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指先にはあまり力を入れずに

落とさない程度に軽く持ちます。

 

 

 

このブログの記事内に関しては、

とりあえずは指でもピックでも

どちらで弾いてもOK!

 

 

 

やりやすそうだなーと思う方や

好きなベーシストが

よく弾いている方で弾くなど

お好きな方でどうぞ!

 

もしくは両方試して弾きやすい方で

いいと思います。

 

 

写真を参考にして、

さっそくトライ!

 

今日も15分だけ頑張りましょう!

 

では今日はここまで。

また次回!